映画は人助けをしない

最新映画について書くことはあまりありません。基本的に古い映画について書いています。内容は古さを感じないものにしたいです。

松江哲明の某騒動と町山智浩

日常的にブログを書く習慣がある人のことを、私は心の底から尊敬している。

まず、「今日はこれについて書こう」というアイデアが毎日のように思いつくのがすごい。そして書き上げる。すごい。

松江哲明の「『童貞。をプロデュース』舞台挨拶中にフェラチオ強要され事件」についてエントリーを書いてから、何度も何度も下書きを書いては消した。今とても眠たくて気持ちがおかしなことになっているので、勢いで書いてしまいたいと思う。騒動と町山さんについて。

 

町山智浩は、松江哲明は友達だという理由でバッシングを避けた。ワインスタインの性犯罪に端を発した#me tooムーブメントには関心を示し、積極的にニュースをリツイートするにもかかわらず、日本で起きた事件には知らんぷりなのだ。彼は『キル・ビル』撮影中におけるユマ・サーマンに対するタランティーノパワハラ疑惑について、こんなツイートをした。

松江哲明は、騒動に関するひどい声明文を出した後、Twitter上で沈黙し、ほとぼりが冷めた頃に映画評を載せ始め、飯ツイート、飼い猫ツイートまで解禁した。シネマ・ロサでのあの出来事なんてまるでなかったかのようだ。

日本の映画界とメディアは、松江哲明の限りなく黒に近い疑惑に対して無視を決め込んだ。松江哲明の仕事は絶えなかった。騒動の後も試写会に呼ばれた。こんな業界に私は期待しない。もし被害者の加賀さんが女性だとしたら、こうはならなかっただろう。加賀さんは男性だから無視されたといっても過言ではないのだ。

町山さんは、松江哲明に対して、本当に「ちゃんと責任を取るよう叱咤し、それをさせ」ようとしたのか?だとしたら、現時点で反省の色を見せない松江哲明に対してどう思っているのか?後で作品にする?タランティーノは後悔の弁を述べていますよ。そうしないとキャリアが終わってしまうから。当たりまえのことですよね。

童貞。をプロデュース』騒動後のツイート。

 ひどいダブスタだ。正義感のもと、何でもかんでも首を突っ込んできたのが町山さんだったはずだ。

本人たちの問題だって?

「ワインスタインの件は業界全体を巻き込む大騒動だから拡散しまくります、でも松江哲明と加賀さん、タランティーノユマ・サーマンの件は本人たちの問題だから!」

ひどい話だ!

 

 

※追記(2018/02/22 02:32)

ツイートを見逃していたので追加します。

そんな態度で誰が納得するんですか?