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映画は人助けをしない

最新映画について書くことはあまりありません。基本的に古い映画について書いています。内容は古さを感じないものにしたいです。

邦画

自意識を持て余した女子高生を描いたコメディ『わたしはアーティスト』(籔下雷太監督)と『リンダリンダリンダ』

映画は誰かに観てもらうために作られる。商業映画にしろ芸術映画にしろ私映画にしろ、誰にも見られないことを目的に作られる映画は極めて稀だ。映画は第三者を考慮しなければ成立しない芸術といえるかもしれない。 『わたしはアーティスト』という映画がある…

新興宗教に取り憑かれた男と必至で取り戻そうとする女の純愛映画『ある朝スウプは』(2003)

※ネタバレあり 『ある朝スウプは』という映画がある。監督は『凶悪』の共同脚本を務めた高橋泉。 ぴあフィルムフェスティバルアワード2004入選作品。登場人物わずか4人の小規模なインディペンデント映画だ。 PFFアワード2004入選作品 映画『ある朝スウプは』…

新宿武蔵野館で中田秀夫監督作『ホワイトリリー』を観ました

2016年12月に始動した日活ロマンポルノのリブートプロジェクト。 先駆けの一作『ジムノペディに乱れる』(行定勲監督)は大傑作だったと思う。必至の現実逃避を続けるもついに避けられない現実に直面してしまった(パンドラの箱を開いた)板尾創路の恐怖に怯…

お蔵入り映画が意外な形で流通してしまった2つのケース

様々な形でお蔵入りしてしまった映画たちは、一生日の目を見ないというわけではないようだ。 沢辺有司の『ワケありな映画』(2012)という本は、46本の「ワケあり映画」を紹介している。『時計じかけのオレンジ』のような古典から『靖国 YASUKUNI』などの物議…